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ベースにある世界観(7)

ドラゴンボールで叶った願いの共通点



ドラゴンボールで叶った願い事を1つ1つ見てみると、ある共通点がありました。

それは、ピッコロ大魔王が叶えた「若さ」以外は、
全て、利他の思いから発したものが、叶っているということです。

その中でも多くは、「地球を救うために死んだ仲間を生き返らせたい!」
という願いです。

それぞれの場面の願いごとのどれをとっても、
自分の利益だけを考えた願いは、ことごとく叶っていません。

ブルマの「かっこいい彼氏がほしい」。
ヤムチャの「女の子の前でもあがらない性格になりたい」。
ピラフの「世界征服」。
レッドリボン軍、レッド総帥の「自分の身長を高くする」。
べジータやフリーザの「永遠の命」。

そのどれもが、結局は叶いませんでした。
これは、現実の世の中でも同じではないでしょうか。


京セラの創業者、稲盛和夫さんは、こう言います。

「私は今日まで多くの仕事人を見てきましたが、成功を収める企業人に
必ず共通しているのは、「利他」の心を据えて働き続けてきたのです。

「利他」の心とは、人を思いやる心。自分だけの利益を考えるのではなく、
自己犠牲を払ってでも相手に尽くそうという、人間として最も尊く美しい心です。」


結局ビジネスも自分の私利私欲のためにするのではなく、
人が幸せになるために自分が何をできるか。
を考える人の方が結果的に上手くいくのだと思います。

ブルマ、ヤムチャ、レッド総帥、、、

それぞれの願いを考えたときに、他人から見たら、
なんでそんなつまらない願いを叶えようとするんだろう。。。。と思うわけです。

しかし、本人たちはいたって本気です。

本当にそれが最大の悩みであり、もし何か1つだけ願いを叶えられるのなら、
それを叶えたいと思っているわけです。

人間のあまりにも個人的な願いや悩みなんてものは、
結局のところはたから見れば、たいした事ではないと言うことです。

だからこそ、「それを叶えてあげよう」という、
自然からの応援が働かないのだと思います。

私たち1人の人間の夢や目標というのは、
私たち自身だけの夢や目標ではないと、私は思っています。

それが世の中を良い方に進化させる夢や目標であれば、
そこにはそれを実現させようとする大きな応援が働きます。

松下電器の松下幸之助さんは、全ての人に電気製品がいきわたり、
電気のある明るい暮らしを夢見ました。

アップルコンピューターのスティーブジョブスは、全ての人にミュージックを。
という夢から、アイポッドなどを開発しました。

これらの夢や目標は、彼ら自身の願いでもあり、人類の願いでもあったわけです。

個人的な夢と人類の夢が重なったときに、大きく偉大な力が、
その夢の実現に向けて後押しするという、目には見えない法則があると感じます。




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