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ベースにある世界観(7)

ドラゴンボールは全世界共通の教科書に?



最近、教育に熱心な著名な方が、
「全世界共通の教科書を作りたい!」とおっしゃるのを良く耳にします。

私自身も、確かにそれは素晴らしいことだし、
本当に正しいことを全世界の共通の認識として子供たちが教育を受けられたら、
こんなに素晴らしいことはないと思います。

しかし、そのような方々が同時におっしゃるのは、
それは「まだまだ夢のまた夢」と、口をそろえておっしゃいます。

確かに私たちが義務教育で学んだような内容を、
全世界共通の教科書として普及させるのは、とても今の世の中では難しいです。
文化的な壁、各国の考え方や価値観の違いがまだまだあります。

しかし、そう考えたときに、日本のアニメ、
特にドラゴンボールに関しては、かなり世界中で普及しています。

この理由は、やはり漫画というのは、極めて娯楽性の高い分野であり、
1つのエンターテイメントと考えられており、
各国もそれほど警戒感なく受け入れてくれるからだと思います。

さらに漫画の読者というのは、基本的に子供たちです。

子供時代は、どんな国の子供でも、非常に純粋で、
先入観や人間的な価値観が固まっていない時期です。

そんな時代にこのような漫画を警戒感なく読んでもらうことで、
その漫画で伝えたい事を知らず知らずに受け取ってもらえると思います。

さらに漫画とうのは、繰り返し読むものであり、
反復効果という面でもとても効果的です。

漫画という形の方が、非常に安全で、受け入れてもらいやすいと思います。
やはりどれだけ良い事が書かれていても、
読者が警戒して心を閉じて読んでいては、何も入らないと思うからです。

そういう意味では、日本発で、世界の教科書を、
漫画という形で、すでに静かに発信できているのではないでしょうか。




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