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べジータ・トランクス(2)

最後まで高みを目指したべジータ



魔人ブウに対して最後まで戦いの舞台にいたのは、孫悟空とべジータでした。
べジータは物語の後半に登場して、かなり目立った活躍をしています。

魔人ブウ編の最後も、実力的に見ればパワーアップした孫御飯の方が上だったはずです。
それでも最後の最後は、孫御飯は戦いの舞台にはおらず、
べジータが孫悟空と一緒に戦います。

このあたりははっきり言って、主役並みの扱いです。
なぜ、べジータにこれだけのシーンが与えられたのか?

それは孫悟空とべジータに共通する1つのポイントが、
そうさせたのだと思います。

それは、最後まで真摯に強さを求めて高みを目指して生きた2人ということです。

セル編が終わってからの地球は、しばらく平和な時代が続きました。
その間にほとんどの戦士たちが、胴着を脱ぎ、自分を高めることを辞めてしまいました。
もちろん孫御飯もです。

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しかし、孫悟空はあの世で、べジータは重力室で、
それぞれに修行を怠りませんでした。

実際にべジータは、セル編の時には、完全体セルよりかなり弱かったはずなのに、
魔人ブウ編では、既にそのレベルを超えているまでになっていたのです。

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これは、セルを倒してから修行を怠けていた孫御飯とは全く反対です。
孫悟空というライバルが死んだにもかかわらずです。

「カカロットを超えたい!」
という思いがべジータを強くさせていたのは間違いないでしょう。

しかし、その孫悟空が死んでしまったら、普通の感覚なら、
いっきに緊張の糸が切れてしまうはずです。

事実、セルを倒した後のべジータは、そのような弱気な言葉を残しています。

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しかし、ここから彼はまた気持ちを新たに奮い立ったのでしょう。
才能という部分では、孫御飯の方がべジータよりあったのかもしれません。
しかし、最終的に有終の美を飾ったのは、べジータでした。

結局なんでも、あきらめずに、歩き続けた人間にこそ
チャンスが訪れるものかもしれません。

そんなことを感じる魔人ブウ編のべジータの活躍でした。




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