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亀仙人・界王さま(4)

蛇の道に見る、人間が陥りやすい罠



孫悟空は、兄であるラディツとの戦いの末、死んでしまいます。
そして、あの世にいき、界王さまに会いに、蛇の道を行く決意をします。

蛇の道は非常に長く、その道中で孫悟空は2度ほど、足止めをくらうことになります。
(コミックスにはこのシーンはありません。テレビで放送されました。)

1つは、蛇の道を走るのに疲れていたところ、
たまたま通りがかった清掃車に乗せてもらいます。

そこまではよかったのですが、清掃車の荷台で寝ていた孫悟空は、
寝返りをうってしまい、蛇の道から落ちてしまいます。

蛇の道の下は、地獄になっており、
結局そこでもいろいろと時間をとられたあげく、最初から振り出しに戻ることになります。

2つ目は、蛇姫様という女性の人間に化けられる蛇がいる宮殿に招かれます。

そこでは、散々おいしい食べ物をご馳走になり、温泉にも入り、
非常に快適な思いをさせてもらうのです。

孫悟空をずっと引き止めようとする蛇姫様は、
最終的には色仕掛けで孫悟空が旅立つのを止めようとします。

まあ、孫悟空にとっては、色仕掛けなど効くはずもなく、
界王さまのもとにむかって蛇の道に戻りました。

物事を何か達成しようとするときに、この2つの落とし穴は、
非常に人間がひっかかりやすいものだと思います。

1つ目は、自分の力で目的地に行こうとせずに、
途中で楽をしようと怠けたことが失敗につながりました。

2つ目は、色情です。
異性関係のトラブルは、時として冷静さを失い、
自分の進むべき道を忘れてしまったりします。

どちらも非常に陥りやすい落とし穴ですね。




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